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雪冷房システム・エコスノードーム

給雪作業  川西町では、本町の代表的な文化施設で、情報発信・地域間交流の拠点であるフレンドリープラザに雪冷房システムを導入しています。これは、雪国にとって“やっかいもの”であった雪を貯蔵し、夏に資源として活用するという古くて新しいシステムです。
 雪冷房システムを導入したフレンドリープラザは、延床面積4,618平方メートル、717席の劇場ホール・町立図書館・遅筆堂文庫・展示ギャラリー・会議室を有する複合文化施設です。この大規模施設を夏の間(6月下旬〜9月)に雪を使って冷やしています。この雪を貯蔵する施設(エコスノードーム)がフレンドリープラザに隣接した敷地に2棟建っています。エコスノードームは、おおよそ軒高8メートル、長さ15メートル、幅14メートルの半円型になります。構造は、厚さ4.5ミリの鋼板製で、内側には厚さ20センチの断熱材が張ってあります。この中に2棟で963トンの雪を貯蔵できます。これはダンプカーで190台分くらいの量になります。

川西町フレンドリープラザ

雪冷房システムの導入経過

 川西町は、平成17年度に「川西町環境基本計画」を策定し、様々な環境対策とともに地球温暖化への対応策に取り組むことにしています。
 石油燃料に替わる新エネルギーの利活用を図るため、平成17年度に独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助事業を受け、「川西町地域新エネルギービジョン」を策定しました。さらに翌平成18年度には、新エネルギー導入対象となる施設の調査として、「川西町新エネルギー導入詳細ビジョン策定調査」を行いました。これは、山形大学大学院の多賀谷教授を委員長として、行政・事業者・町民代表で構成する「川西町新エネルギー導入調査委員会」を設置し調査したものです。その結果、既存設備の老朽度や設備更新費用、緊急性等を総合的に考えた場合、フレンドリープラザに雪冷房システムを設置することが効果的であり、普及啓発効果も非常に高いとの報告を受けました。この報告を受け、雪冷房システムを導入することにしました。

雪冷房システムの仕組み

雪冷房システムの仕組み エコスノードーム

 川西町フレンドリープラザに導入している雪冷房システムは、「融解熱交換冷水循環方式」といわれるものです。貯蔵した雪から得られる冷水を機械室の地下冷水ピットに貯め、熱交換器を通して、施設の冷房装置の循環水を冷やし、冷えた空気をつくる仕組みになっています。
 雪を貯蔵する貯雪庫は2棟あり、「エコスノードーム」と名付けています。大きさは延床面積394平方メートル、軒高8.2メートルで、貯雪計画量は963トンとなっています。この給雪量で年間334時間の冷房能力があり、フレンドリープラザの冷房能力を十分確保しています。


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