4月22日(日)、フレンドリープラザにて映画「奇跡の子どもたち」の上映会が開催されました。
この映画は、全身の筋肉をうまく動かせず、寝たきり状態になってしまう日本に3人しかいない神経難病と闘う南陽市のきょうだいたちを追ったドキュメンタリーです。
なぜ川西町で上映会が開催されたか、その理由はきょうだいたちの母 松林瑠美子さんがかつて町内の企業に勤務されていたことや、主治医が川西町上小松出身であること、また昨年6月にコンサートで来町された加藤登紀子さんがナレーションとテーマソングを手掛けていることなど、きょうだいたちを取り巻く環境が川西町と繋がっていたからです。
この上映会は有志による実行委員会が企画運営し、この日2回の上映で約400人が鑑賞しました。
上映会終了後には、映画監督の稲塚秀孝さん、主治医の加藤光広さんによるあいさつが行われました。あいさつ中、この映画の主人公である松林佳汰さん、亜美さん、そして2人の母の瑠美子さん、きょうだいの紗希さんも登壇しました。母の瑠美子さんはきょうだいたちが「発作がなくなり、少しずつあいさつができるようになってきた」と治療の成果を喜んでいました。
▲左から松林佳汰さん、紗希さん、 ▲稲塚秀孝監督(中央)、加藤光広医師(右)
亜美さん、瑠美子さん