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平成23年6月 震災から3か月、私たちにできること

 緑の映える季節となり、美しい田園風景に心地よい風が吹き渡り、牡丹、アヤメ、ヒメサユリと野にも山にも花々が咲き自然を満喫できる良い季節です。下小松古墳群、内山沢と楽しく散策できますのでお楽しみください。
 震災から三カ月、アッと言う間に時間は過ぎ去りましたが、先の見えない状況が続いています。特に放射能問題が収束せず、見えない恐怖に不安が広がっています。町も放射線測定器を導入し、監視していきます。県は影響を心配する声が多いことから、「放射線と健康」の講演会を催します。6月29日置賜総合文化センター、7月5日タスパークホテル、どちらも夕方6時から、山大医学部の根本建二教授(放射線腫瘍学)のお話です。誰でも聴講できます。
 さて今月3日、中郡小学校の児童の皆さんから岩手県大槌町吉里吉里小学校の皆さんへ届けてくださいと、義援金と1年生から6年生まで全員のメッセージを預かりました。中郡小学校では大震災を経験し、「自分達ができることはなんだろう」と一生懸命考え、少しでも役に立ちたいとの思いから、「アルミ缶回収や、お小遣いを出し合い義援金を集めよう」と話し合い、井上ひさし先生とのご縁がある大槌町に送ることを決めたそうです。
 井上先生は学生時代の一時期、釜石市で過ごされていますが、その時国立療養所に勤務し、隣町の大槌町を回り医療費の徴収員として働きました。大槌には人形劇ひょっこりひょうたん島にそっくりの島が港の側に浮かんでいます。また小説「吉里吉里人」の最後に出てくるのは大槌吉里吉里の人です。井上先生にとって大槌は、生まれ育った川西町と同様に大事な町でした。
 豊かな海の恵みを得、江戸時代から三陸の漁業基地として栄えてきた大槌町も大津波が情け容赦なく襲い、死者、行方不明者数が町民の一割を超える大惨事に見舞われました。私は井上先生が取り持つ縁の地として、四月にお見舞いと支援を申し出てきました。
 大槌町から支援要請があり、職員3名を2カ月間派遣することとし、6日に出発しました。困難な業務になりますが、一日も早い復興を果たすため頑張ってきてほしいと思っています。中郡小から託された温かい思いやりもしっかり届けました。

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