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平成23年12月 大変な一年でした

 「一文字じゃ言い表せぬ年もあり」(朝日川柳)、今年は余りにも大きな出来事が多く、「あっ」という間に一年が終ろうとしています。皆さんも同じ様に感じられているのではないでしょうか。
 1月は5年ぶりの大豪雪、毎日除雪に追われました。2月には屋根からの落雪で尊い人命が奪われ、3・11の大震災。この世の無常を強く感じました。その後の原発事故も含め、この大惨事を私たちは教訓として決して忘れてはなりません。9カ月が過ぎてまだ事故の収束、復興へ向けた歩みは遅いものの確実に前進しています。犠牲者への鎮魂、家族や地域の絆、そして希望や感謝が語られ、たくさんの感動が胸に刻まれました。また町民の皆さん、全国川西会議の皆さんには心温まる善意を寄せていただき有難うございました。今後とも皆さんと力を合わせ支援を続けていきたいと思います。
 春先から雪解けが遅く、不純な天候が続き農作業も大幅に遅れました。集中豪雨、猛暑、台風と自然災害が続き、米をはじめ農作物にも打撃を与えました。震災以降の物資不足、新幹線不通、放射能の拡散など地域経済へ及ぼした影響は甚大です。7月には汚染稲藁問題が米沢牛産地を直撃し、生産者の苦悩が広がりました。秋にはTPP問題が国論を二分し、情報が十分開示されない中で参加表明が出されました。国内法より国際協定が優越することになれば、農業のみならず日本らしさが失われないか危惧します。例えば医薬品の説明書や公共工事の入札も英語表記が義務付けられ、市場開放が求められると言われています。今後もっと情報が提供され本質的な議論を深めていくことが大切です。置農の3P賞受賞、川中開校、統一選挙、なでしこジャパンの活躍、野田総理誕生など明るい話題もたくさんありましたが、脱兎のごとく過ぎていきました。
 先日井上ひさし先生の次の一文に出会いました。
『毎日、何度となく、「万事において、ひるむな」と自分に声をかけながらなんとか生きているわたし』(井上ひさしの読書眼鏡より)
 先生の内面を垣間見た感じがしました。喜びより辛かったことの方が多かったような今年ですが、先生の「ひるむな」の励ましを力に新しい年に挑戦してまいりましょう。

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