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平成24年1月 町民のみなさんと力を合わせて、前へ

明けましておめでとうございます。年末からのクリスマス寒波、低温、降雪が続き除雪に追われるなど、今年も昨年に続き自然災害と向き合うことになるのかなと覚悟しています。町民の皆様におかれましては、この厳しい冬の到来ではありますが、健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。昨年中は激動の一年でありましたが、町勢発展のため温かなご支援をいただき心より感謝申し上げます。皆様の今年のご健勝をお祈り申し上げます。

【大震災を教訓として】

 昨年は日本列島が自然災害に見舞われた一年でした。豪雪と異常低温、東日本大震災と巨大津波、台風や集中豪雨、酷暑など記録に残る災害が次々と襲来しました。併せて原発事故が国民生活を破壊しました。それぞれの災害はまだ癒えることなく今年も引き続き復興へ向けた取り組みが求められています。
 福島からの避難者の皆さんから、「こんなに大きなつららを見たことがない」とびっくりされました。福島では雪が降っても屋根に雪が残ることはなく、つららはできないそうです。初めての雪国生活は大変だろうと思いますが、「放射能より良いです」の返答に胸がつまりました。川西町に避難されている50名の方をはじめ、県内には1万3000名の方が避難生活をされており、今後ともできる限りの支援を継続してまいります。
 一方、震災発生時には、多くの町民の皆さんから温かな善意をたくさん寄せていただきました。「羽越水害の時、全国の皆さんに助けてもらったから」と40年も前のことを思い出され義援金を寄せて頂いた時は目頭が熱くなりました。さらに、全国川西会議の各自治体からも市民、町民、各団体から多くのご厚情を寄せて頂きました。その一つ一つの思いやりが、被災者の皆さんへ届けられました。
 川西町では、井上ひさし先生をご縁に、町長をはじめ40名の職員が殉職するなど壊滅的被害を受けた岩手県大槌町へ支援しました。大槌町は1万5000人の人口の一割が死亡、行方不明となり、町の大半が津波と火災に破壊され見る影もない惨状でした。大槌町にとって喫緊の課題となっていた選挙執行のため、町から職員3名を派遣するなど、物心両面で支援を実施しました。大槌町は新町長の元、復興計画を樹立、新たなまちづくりをスタートさせました。今後も交流や支援を継続していきたいと考えています。
 「錆は鉄をくさらせ 悲哀は人をくさらせる」という井上先生の色紙があります。あの大惨劇を風化させず語り継ぐことは大切ですが、深い悲しみを癒す復興の足取りを速めなければ報われません。私も協力していきたいと考えています。

【実行の年に】

 第4次川西町総合計画後期基本計画がスタートしました。協働のまちづくり(地域づくり)、6次産業化推進、交流基盤確立のプロジェクトを立ち上げ、それぞれの戦略を練り上げています。この3つのプロジェクトはそれぞれ独立するものではなく、相互に連携補完し合い、相乗効果を高めることが求められます。そのため役場内に担当部署は配置していますが、役場全体のバックアップ体制を敷きながら検討を進めてきました。24年度はそれを具体的に進め、町の活性化を目指してまいります。成功のカギは町民参画です。例えば6次産業化で直売所を建設した時、そこに並ぶ農産物や商品は役場では作れません。少量でも多品目の品揃えが必要です。工芸品や特産品も開発しなければなりません。これらは何も特別なことではなく、今ある暮らしの中で十分対応できるものです。畑仕事や山菜採りの得意な人、料理、漬物作りの得意な人など、皆さんの持てる力を発揮していただきたいと思います。新たな事業に挑戦する方にも支援します。このように、町民総参加の取り組みが必要です。そして川西町が町内外から認知される、川西ブランド確立を目標にしてまいります。
 これらプロジェクトと合わせ、子育て支援、若者の活動を支援していきます。小松小学校の改築、認可保育所や病児保育所の開所、認可外保育所や保護者支援、中学生までの医療費無料化など今後とも子育て応援をしてまいります。婚活応援や若者が活動しやすい環境づくりにも力を入れてまいります。
 今後とも国、県の動向を見極めながら川西町らしい発展を目指してまいります。

【飛躍を誓って】

 今年の干支は壬辰(みずのえたつ)、昇り竜に例えられるように、世の中が好転して欲しいと願いにも力が入ります。壬は人と横線は懐妊を表すそうです。辰は春先の季節で芽生え、生気がみなぎる時だそうです。植物が繁茂し、水に恵まれ豊作が期待されます。今年はそんな良い年にしていきたいものです。ただし、辰は干支で唯一架空の生物、その事を自覚して健康に十分留意し元気に頑張ってまいりましょう。
 今年は昨年に引き続き、震災復興、原発事故収束、経済雇用対策、円高や金融財政対策、消費税やTPP交渉、沖縄基地問題など日本の将来を左右する課題が山積しています。しっかりとした議論を通じ誤りのない方針を確立していかなければなりません。ダーウィンは進化論に『強いものが生き残るのではない。賢いものが生き残るのではない。変化に対応できたものが生き残るのだ』と記しています。時代の変化に臆することなく、積極果敢に挑戦するとともに、昨年を象徴した「絆」の文字を忘れることなく、より豊かな地域づくりを発展させ誇りある川西町を建設してまいります。「明るく、楽しく、元気良く」を信条に今年もどうぞよろしくお願いします。

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