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平成25年3月 「農都交流」で地域に活力を

 3・11二周年を迎えました。今もあの大地震の揺れ、大津波、原発事故の凄惨(せいさん)さがよみがえります。時間が悲しみを癒してくれると言われますが、多くの方が仮設住宅、避難生活を余儀なくされ、再建の道は険しい。昨年末訪ねた岩手県大槌町も発災当時のがれきは片付いたものの、住宅の基礎、役場や病院が大津波に襲われたまま残り、役場の時計は止まったままでした。しかし、仮設商店街や魚屋が元気に営業を始め、シンボルの蓬莱(ほうらい)島に灯台が復活、二月からトヨタ自動車のCMが放映され、木村拓哉さんや北野たけしさんらが「ひょっこりひょうたん島」のテーマソングを口ずさみ、大槌を応援しているように感じました。今月フレンドリープラザで「被災地大槌に生きるひょうたん島精神」を展示しています。
 「復興のつどい」で、福島からの避難者代表が「この二年間、山形の皆さんには大変お世話になり感謝している。復興し皆さんに恩返しができるよう頑張りたい」と発言され、感動しました。私たちにできることを継続していきましょう。
 今年も玉庭ひなめぐり(第15回)の案内をいただきました。江戸時代から大事に守られてきたお雛様を自宅に飾り、地域をあげてお客様をもてなしてくれます。毎年遠くからお出でになる方もたくさんいます。大雪で準備に苦労されたと思いますが、心のこもったもてなしに皆感激します。
 町は、地域資源を生かした交流を通じ、町を発展させたいと考えています。人間として身につけなければならない当たり前のことが、現代社会や都会では失われています。メールのやり取りが日常化し、会話が成り立たない。コメや野菜、食物がどのように作られるか知らない。ましてや山菜の採り方や食べ方、草刈りやスコップの使い方、雪道の歩き方も知らない。当然知らなくても生きていけますが、生かされていると生きることは違います。私は機械や道具がいくら進歩しても無機質な中では生きる力は育まれない、生きる力は生命と向き合うことで身に着くと確信しています。「農都交流」とは、農村と都市を結び、農村活動を通じ、人間性を育て、地域が元気になる仕組みです。ひなめぐりにはその可能性がたくさんあると感じます。皆さん、ござっとごえ。

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