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平成26年10月 所得向上を目指して

 米の収穫作業も順調に進み、収量、質ともに良かったのに、低米価のため喜びの声は聞かれません。米の消費量が減少する中昨年産が大量に残り、米価を押し下げ生産費さえ確保できない低水準です。地域経済への影響も心配されます。生産調整に懸命に取り組んでも米価が守られない状況では、営農意欲もわかなくなります。国に対し抜本的な農業対策を求めるとともに暮らしを守るため、町として米プラスアルファーの取り組みを急がなくてはなりません。
 町は23年度より6次産業化を推進してきました。国や県も「魔法の言葉」のように使われる6次産業化とは何を目指すものなのでしょうか。
簡単に説明すれば、農林漁業の1次産品に加工など付加価値をつけ、合わせて販売まで手掛け、生産者の手取りや働く場を増やそうという考えです。農商工連携事業も含みます。町はこの間、米の高品質化への挑戦、園芸作物の拡大、加工品の商品化や起業支援など主に人材育成に力を注ぐ一方、拠点施設整備に向けた検討を進めてきました。たくさんの方から様々なご意見をいただきましたが、より実践的活動の場を創るため、第一段として直売所を中心とする拠点施設を建設します。全国の直売所を見てきましたが、成功するには物語が必要です。目標は県内で一番「かわいい直売所」を目指します。運営については、農家のみならずこの趣旨に賛同する方を募り、町民の手による会社を設立していきます。出資する負担と責任の下、協力しながら自分達の会社を発展させていきましょう。目的は町民所得の向上です。農産物の安全安心を最優先に、品ぞろえを増やすには技術指導や試行錯誤の時間が必要です。例えば皆が一斉に大根ばかりを並べては売れなくなりますが、一年中大根を出荷できるように工夫すれば大根でも成功できるでしょう。今後も園芸ハウス整備を始め生産振興を支援するとともに、加工分野など起業支援も継続していきます。生産や加工に様々な思いを込め、お客様のために一生懸命頑張った人が報われるよう応援してまいります。今後の進め方については改めて11月号でお知らせしますのでお楽しみに。

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