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平成28年9月 祝米坂線開業90周年

 8月に入り、次々と台風が襲来、特に10号が初めて東北に初上陸となるなど、異常な気象となっています。岩手県や北海道など被災された皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。町内では大きな被害はありませんでしたが、警報が発令されるたびに警戒態勢をしきました。防災訓練も実施しましたが、まずは「自分の命を守るため」安全対策をもう一度確認ください。
 天候が不順なためダリヤ園の管理も苦労していますが、きれいにダリアが咲きそろい見ごろを迎えました。21日はメキシコデーを開催、にぎやかな民族音楽を楽しみましょう。
 大正15年9月28日、米沢今泉間の米坂線が開業しました。明治政府は富国強兵、殖産興業を図るため幹線鉄道の敷設を推進しました。一方幹線に連絡する新発田と米沢を結ぶ線路の敷設を要望する住民運度が起こります。(川西町史下巻)山間部の多い難工事のため2工区に分割され、米沢今泉区間が大正11年ようやく着工されました。「線路の土盛りが始まり、中小松西裏一帯の小高い丘の土は墓地を除いてほとんどがトロッコで運び出された。9月28日開通、一般町民の喜びは大したもので、祝賀会に昼は仮装行列、夜は提灯行列と町中いたる所装飾されて大賑やかであった。」(町報かわにし昭和56年12月1日)今泉坂町間は昭和3年着工、昭和11年8月31日全線開通し、今年開通80周年を迎えました。
 米坂線は公共交通機関として町とともに歩み続けてきました。開通当初は、通勤通学者は少なく、一般客、行商、さらにはお宮参りなどで乗る人が多く、駅から送られる貨物は、米、木材、酒、搬入する貨物は肥料、飼料、石炭やセメントが多かったようです。出征兵士を送り出し、「下駄の上の卵」の終戦期、高度経済成長や通勤通学の利用拡大の時期など歴史が刻まれました。しかし自動車が普及すると乗客が減少、昭和56年国鉄は小松駅の無人化を示しました。町は表玄関の無人化は許されないとの決意で、町民とともに阻止運動を展開、昭和57年全国初の町民駅が開設されました。駅は列車が止まるだけでなく人と人が出会う場であり、町の拠点です。現在えき・まちネットのみなさんに管理をお願いしていますが、35年もの長い間町民駅を守ってきたことを誇りに思います。
 10月1日には記念切符販売、記念式典、シンポジウムなどが開催されます。皆さんとともに米坂線に感謝したいと思います。

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