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平成28年7月 天災は忘れたころにやってくる

4月に発生した熊本大地震の余震が止まない中、九州地方に集中豪雨が続き、復興にも大きな影響を与えています。
 先月消防団に協力いただき、町の水防訓練を実施しました。本町では昭和42年の羽越水害が最大の災害として記録されていますが、当時の町の対応を経験している人は役場にはいません。先輩から状況をお聞きし、町のいざという時の備えや対処について確認をしています。49年前と比べ河川改修は進み対策は向上していますが、平成25年、26年と二年連続で発生した南陽・白鷹の豪雨災害、そして記憶に新しい昨年の常総市の水害を見ると、雨の降り方が異常で雨雲の発生状況いかんで、本町が被災することも十分想定しなければなりません。
 町の防災計画では、最上川の増水状況や降水情報をもとに、避難準備情報(非常用持ち出し品の用意や災害時要援護者の避難開始)、避難勧告(指定避難所へ行動)、急を要する場合には避難指示と段階に応じて発令されます。これら指示は国、県などから情報が提供され、私の判断により発令します。首長には重い責任が課せられており、その判断の是非が住民の生命を左右することになりますので、様々な研修を受けてきました。
 研修では、危険な状況が差し迫った場合の行動原理として「(1)疑わしい時は行動せよ(2)最悪の事態を想定し行動せよ(3)空振りは許されるが、見逃しは許されない」とされ、早めの判断や行動が重要とされています。非常事態には人命尊重を最優先に、避難勧告などを判断しますので協力をよろしくお願いします。また東日本大震災の大津波や避難勧告が出された市町村で報告されていますが、指示を受けても「正常化のバイアス」(危険に対し平穏を保とうとする働き)により、「人は逃げない」という現象が起こることも想定しておかなければなりません。
 皆さんには非常用持ち出し品や指定避難所の確認をお願いします。そして避難勧告などの指示に従い行動していただき、結果的に「空振りに終わって良かった」となる場合もあることをご理解いただきたいと思います。
 これから梅雨末期、そして台風シーズンとなり集中豪雨などが発生しやすい季節を迎えます。災害に負けないため、今一度備えを確認してください。

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