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平成29年1月 「夢と愛を未来につなぐまち」をめざして  〜新年のごあいさつ〜

 新年あけましておめでとうございます。皆様には清々しい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。昨年中は、町民の皆様には川西町発展のためにご尽力を賜り心から感謝申し上げます。本年も引き続き、ご支援ご協力をよろしくお願いします。
今年は昨年以上に、雪のない穏やかな新春となりました。恒例の内山沢・高戸屋山スノーシュートレッキングは雪がなく、長靴で登頂できました。また第41回川西町元旦マラソン大会も、絶好のコンディションで開催することができました。参加者の皆さんの笑顔に触れることができ、元旦早々からお世話になりました関係者の皆さんに、心から感謝申し上げます。
 今年は酉年、語呂合わせになりますが、「とりこむ」から商売繁盛の縁起の良い干支と言われ、また鳥の羽ばたきから「飛躍、発展」につながるといわれております。今年はそんな良い年にしていきたいものです。
 
◆混迷の時代を迎えて

 昨年世界は、中東アジアの民族対立が欧州各地のテロ事件に拡大、英国の欧州連合(EU)離脱、そしてアメリカの大統領選挙結果と対立や混乱、不安定な社会状況が顕在化しました。国内でも、熊本地震、鳥取中部地震、台風による土砂災害、そして障害者施設で19人が殺害されるなど、命の尊さを考えさせられました。この癒されることのない怒りや憎しみ、悲しみが引き続く中で新年を迎えましたが、人類は多くの犠牲の上で、憎しみや悲しみを乗り越え今日の世界秩序を創り上げてきました。この歴史を踏まえ、不安を恐れることなく、真実を見極め冷静に対処していかなければなりません。
 現在、日本は人口減少と世界に例のない速さで高齢化が進む一方、首都圏への人口流出に歯止めがかからず益々地方の衰退が懸念されています。
 川西町は10年前から、地域再生に取り組み協働のまちづくりによる地域づくり活性化を進めてきました。各地区交流センターを核とした特色ある地域づくりは、高く評価をいただいております。また6次産業化推進施設「かわにし森のマルシェ」がオープン、町民所得の向上をめざし一歩前進しました。農産物の拡大など課題はありますが、町の顔として成長して欲しいと思います。いまだ人口減少に歯止めはかかりませんが、これまでの取り組みにより、着実に川西ファンが拡大していることを実感しています。
 私はこれからまちづくりに求められるのは、単なる経済的豊かさだけではなく、生活の満足度、将来への不安の解消など様々な要素が求められていると考えています。例えば、高齢になれば、所得だけでなく医療や福祉の充実、買い物や交通環境、雪対策などの生活環境、生きがいづくりなど生活の質の向上が求められることになります。
 子供たちや若い世代では、保育所をはじめとする子育て支援、遊び場や学びの場の提供、企業誘致や雇用創出、出会いの場、女性の活躍推進など、より成熟した社会の実現が求められます。そしてそれぞれ求められるものは、個々の状況により刻々と変化し、そのスピードが速すぎて、行政の一年単位での予算主義では追い付けないのが現状で、歯がゆさを感じています。
 一方、高齢者が持つ力と子育て世代を結びつけることにより、課題を克服し互いに生きがいやゆとりのある暮らしが実現できることも事実です。また経営者の皆さんからは、優秀な人材を求めているという声を度々お聞きして、求職者とのミスマッチを痛感します。現在求められる人材は、新たなものを創りだしていく力(思考の方法)人と人を結ぶコミュニケーションの発揮(仕事の方法)情報技術の活用、多様性や市民性など21世紀型の能力が求められています。そのための教育や訓練の場が必要であり、行政だけでは限られており、教育機関、民間事業者、そして地域が一体となって、人を育てる、人と情報をつなぐ社会が到来しました。
 この混迷した時代だからこそ、人情味豊かで地域力の高い川西町は魅力的であり、あらためて郷土愛を失ってはならないと強く思います。

◆未来への投資

 昨年4月「夢と愛を未来につなぐまち」を基本目標に、かわにし未来ビジョン(第5次川西町総合計画)が始まりました。第4次総合計画で進めてきた「協働のまちづくり」を進化発展させながら、町民の皆さんと共に創るまちづくりを目指しています。
 地方創生をめざす総合戦略は、2040年に町の人口12000人を実現するため、町にある資源を最大限活用し、定住人口の確保を図るとしています。人口減少は昭和30年代から一貫して続いており、その克服は容易ではありません。今こそ20年、30年先を見据えたまちづくりに取り組み、一世代、二世代といった長い時間を要することになります。
 総合戦略では、置賜総合病院を置賜地域の中核医療施設として発展するため、その周辺に都市的機能を有する「メディカルタウン構想(仮称)」の樹立をめざしています。現在幹線国道の整備が着実に進む中、「住みやすさ」「魅力的な町」をどのように創出するのか、地権者や関係者の皆さんの協力を得ながら事業化に向け検討を進めています。
 かわにし未来ビジョンは、町全体の総合発展計画であります。その中の事業を厳選し、集中して取り組んでまいります。東日本大震災、昨年の熊本地震において役場庁舎が被災し、行政の対応の遅れが指摘されました。町は国に対し、耐震が不十分な役場庁舎の改築等に対する支援を強く要望してきました。国は庁舎の建設を「町の自前が原則」としてきましたが、要望活動が実り新規に公共施設の整備を支援する制度が創設されました。現在建設基金を造成していますが、国の事業を導入することにより将来負担の軽減が図られることから、早急な対応が求められています。庁舎建設は費用も多額となりますので、他の事業との整合性を図り、財源確保をはじめ今後の進め方をまとめ、議論を進めてまいりますのでご協力をよろしくお願いします。
 二つの事業のポイントは、広域ネットワークの視点とまちづくりの融合を図ることだと考えます。これから町をどのように発展させるのか、町民の皆さん一人一人に未来への投資を考えていただきたいと思います。
 現在進行中の各地区センターを中心とした地域づくりを土台に、地域の助け合いや活性化、次代を担う人材育成に取り組むとともに、「鳥の目」を持って町全体を見渡し新たな可能性に挑戦してまいります。平成29年は町の未来を左右する大切な一年となりますので、どうぞよろしくお願いします。
 皆様の益々のご健勝ご多幸を心からご祈念申し上げます。

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