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川西町長だより 令和元年10月15日 天高く馬肥ゆる秋

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川西町長だよりを更新しました

 豊穣の秋を迎え、米は豊作が予想され農家の皆さんの表情も明るく感じます。今年は大きな災害や事故もなく町民生活の安定が何よりうれしいです。10月19日開催の町民生活安全大会にぜひご参加ください。

 おかずのいらない新米、色々な果物、朝晩の涼しさで甘味が増す野菜など、秋は何を食べてもおいしい季節です。さわやかな天候の下スポーツを楽しむにもよい季節です。このように何をするにもよい季節だからこそ、自分の生活習慣や健康について考えていただきたいと思います。

 国は、人生百年時代を見据え誰もがその能力を発揮できる一億総活躍社会の実現を目指し、今回の消費税を財源に全世代型社会保障の基盤を強化するとしています。その柱の一つに、「すべての人の健やかな生活習慣」「疾病・重症化予防」「介護・認知症予防」を中心に健康寿命の延伸に取り組むとしています。戦後生まれの皆さんが次々75歳を迎えるに当たり、医療や介護に頼らない健康寿命を延ばすことが政策課題になっています。将来高齢者が増大する一方、支える介護人材が不足し「誰かが何とかしてくれるだろう」ということが叶わなくなくなるかもしれません。また一人ひとりの生活の質を維持するためにも、常日頃の健康管理が大切です。先月米寿のお祝いを迎えた方から「健康な歯が30本あります」「百歳まで大丈夫ですね」と話しましたが、若い時からの節制がなければ実現できないものです。

 現在町では、人工透析につながるハイリスク者に対して、町内主治医と連携し保健師や栄養士が訪問をしています。その方の生活状況をお聞きし、思いに寄り添いながら保健指導・重症化予防に取り組んでいます。重症化予防には減塩や運動がとても大切で、透析までの期間延長が報告されています。

 いただいた私たちの命、誰のためでもなく自分のために、体の仕組みを学び「食事・運動・睡眠・対話」の生活習慣を改善し、人生百年の生命力を全うしましょう。


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