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川西町長だより 令和2年7月15日 ひとり一人が命を守る行動を

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川西町長だよりを更新しました

 猛暑の長期予報に反し、厚い雲が垂れこむ梅雨空が続きます。1月号で「将来、今年を振り返ったときに国内外とも2020年が変革の始まりだったと言われるような気がします」と記しましたが、この半年新型コロナ感染が世界中に蔓延、新しい生活様式に取り組むなど新時代が始まった感があります。後半戦もコロナとの戦いは続きますが、暮らしと地域経済を守っていかなければなりません。
 熊本県球磨川の氾濫をはじめ、日本列島各地で大災害が発生しました。犠牲になられた皆様、被災された皆様にお見舞い申し上げます。毎年梅雨末期に大規模な豪雨災害が発生しています。3年前の九州北部豪雨、2年前の西日本豪雨、また昨年10月の台風19号豪雨災害は記憶に新しいところです。集中豪雨の原因となる線状降水帯、バックウォーター、流域浸水、複合災害など次々と新たな災害用語が定着しました。これに新型コロナ対策が加わることになります。
 昨年の災害を踏まえ命を守る備えが必要です。今年は感染対策の3密防止も重要です。防災アドバイザーの山村武彦先生から「避難所だけが避難先ではない」「大雨・土砂災害等の警戒レベル4【全員避難】は、危険区域の危険な家に住む人が対象、自宅が安全な人は在宅避難が原則、避難する場合も避難所だけでなく親戚や知人など分散避難が新常識」「家の2階への垂直避難、安全な場所での車中避難も検討するように」と教えていただきました。町のハザードマップで身の回りの危険を確認し、いざというときに行動できる準備が必要です。役場内でもインターネットの活用、避難所の3密対策など検討を指示しました。
 昨年避難所に食事の準備がないとお叱りを受けました。まずは、2日分の食料と水、マスクや消毒液の準備から始めてください。よろしくお願いします。
 


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