やまがた川西ダリヤ園

文字サイズ
拡大
標準

本文へ

川西ダリヤ園 TEL 0238-42-2112
〒999-0121 山形県東置賜郡川西町大字上小松5095-11
  • トップページ
  • ご利用案内
  • 園内マップ
  • ダリアについて
  • ダリアの栽培方法
  • グッズ&フード
  • 交通アクセス
  • よくあるご質問

ダリアの栽培方法

球根を買い求める際の注意

ダリヤの球根

《買い求める時期》
 ダリアの球根は、通信販売や園芸店、ダリヤ園等で手に入れることができます。通信販売は1月頃からカタログやホームページで注文が開始され、園芸店等では3月頃から店頭に並び販売が始まります。また、やまがた川西ダリヤ園では5月中旬に販売会(日時や場所は問合せください)が行われます。いずれも、発芽した状態で提供されます。
 注意点は、植付けの適期が地方によって違うため、その時期(八重桜の開花期以降)に購入するよう心がけましょう。なお、植付適期は、関東以西が3月下旬~4月下旬、東北・北海道が4月下旬~5月下旬です。
《芽のあるものを求める》
 ダリアの球根には、必ず1球に1個以上の芽がついています。特に、ワックス処理をした球根は、注意して確認しましょう。
《芽の出てしまった球根の扱い》
 芽がのびすぎていた場合、元から3~4cm残して、その先は切り捨ててから植え付けましょう。 ポリ袋詰めの球根によくこのようなことがあります。袋の中で曲がりながら10cm近くも伸びていることがありますので注意しましょう。
《球根の大小と、花の善しあしは無関係》
 ダリアの球根には、品種によって、丸型、細長型、太長型、細首型等様々な形があり、一定の球形ではなく、 また球根の大小も様々です。球根の役割は、球根についている芽を保護することであり、球根の大小と花の善しあしとはまったく無関係です。球根は、大小は問わず、腐ったところのあるもの、また、首の部分にひび割れのあるものや、その疑いのあるもの等は、買い求めてはいけません。

分球

剪定ばさみで分球する様子

《分球の時期》
 購入した球根は分球の必要がありませんが、株で貯蔵した球根は分球が必要です。植え付ける頃に行います。
《分球の方法》
 無事に越冬したダリアは、保管した時とあまり変わらず、中には芽が伸びているものもあります。 また、少々しなびれているものもありますが、その程度ならまず心配ありません。分球は、球根のつけ根の茎をつけ、 剪定ばさみ等で切り離してください。

球根の植え付け

《球根の植え付け時期》
 北海道では5月下旬頃が適期です。東北、北陸地方は5月上旬~中旬、関東地方以西では4月上旬~が適当です。
《植え付け場所(露地)》
 ダリアは性質がいたって丈夫な植物で、いずれの土質でも栽培できます。 まず、水捌けのよい所を選びます。水捌けの悪い場合は高うねにします。
 ダリアは一昼夜水没したら滅します。また、広いスペースがあり、日当たり、風通しのよい場所が選定できればよいのですが、都会地では、 庭の周囲に建物があったり、樹木が植わっていたりして、朝から晩まで、日の当たる 場所を選ぶことは困難でしょうが、できるだけ水捌けがよく、日当たりのよい場所を選ぶべきでしょう。日当たりが悪いと茎が自然に軟弱に伸び、 風で幹が折れることがあります。
《肥料》
 肥料の分量が多すぎれば、発育を阻害し、また、少なければ貧弱になって良花が見られません。ダリアは夏から霜の降りる頃まで咲き続けるので、 肥料も化学肥料のように即効性ものより、持続性のあるもの、鶏糞、魚かす、油かす等を等量配合します。全部が入手できなければ、 入手容易なものを何種か混ぜて用います。
《元肥》
 前の混合した肥料を、作土全面に散布し、深さ30cm位に耕し、土の塊はていねいに砕き、土を柔らかくします。
《植え付け方法》
 球根を植える深さは、球根の大きさにより多少違いますが、大体、深さ3cm位で水平に植え込みます。 その時に球根の芽の部分を目印に支柱を立ててやり、芽が出てくる目安ににしておきましょう。 その後、1~2回の土寄せで30cmの高さのうねにする(芽の深さが10cm以内)。

植え付け後の管理と手入れ

《水やり・追肥》
 水やりは特に乾燥した時以外は必要ありません。追肥は成長とともに行います。ダリアの根張りは旺盛ですから、 根元より離れた所に7月~9月にかけて、2回位に分けて与え、軽く土寄せをします。
《整枝》
 草姿を乱れることのないように整えるには、脇芽をつみ取らなければなりません。枝の節々から全部脇芽が出てきます。 各枝の頂花1つを残し、上から2~3節までの脇芽を全部摘み取ることによって、花梗(かこう)の強い、優れた花を得ることができます。 また、脇芽を取ることによって、次の成長が早く、丈夫で長い枝が次々と出てきます。
《ダリアの病気と害虫》
※ヨトウムシ
 ダリアの葉裏にヨトウガの卵が生み付けられ、やがて、これらが長さ6mm位の幼虫となり、 1枚の葉裏に数百匹で群をなし食害します。葉をとって捕殺するか、薬剤を葉裏に十分に散布して防除します。 これを怠ると、若芽、花蕾を食害され、穴だらけになります。成長した幼虫は昼間は土中などに隠れ、夜間出て根元や葉を食害します。 根元近くを探して捕殺するようにします。
※ハダニ
 7~8月頃に発生します。肉眼で見ることのできない小さな虫で、これも葉液が吸収され葉を痛めます。 特に、道路近くで塵やほこりがかかるところは発生しやすく、放任しておくと、葉は褐色になりダリアは枯れます。
※病気
 北海道は夏も気候が冷涼なので、病気は少ないようです。葉に縮れや、黄変が見られるウィルス病等が出た株は、抜き去るようにします。

堀り上げと貯蔵

ダリヤの根

《掘り上げ時期》
 晩秋の初霜の頃が適期です。北海道では遅くても11月上旬までに、東北以南は11月上~中旬に掘り上げます。
《掘り上げ方法》
 掘り上げは晴天の日を選んで、球根の首が折れないように掘り取ります。
 土をよく落とし、茎は球根のついている所より5cm位上の所で切り離します。球根数が多い場合、1株を4つ位に大割することもよいです。 ただ、その際に注意することは、1球の場合と同様に、芽を持つ茎の1部が球根についた状態にしないと翌年発芽しません。
《貯蔵》
 まず、掘り上げたダリアの株、又は大割にした球根を陰干しにして乾燥させます。その後、木箱又はダンボール箱に詰め込み、 保管中球根が過乾燥しないように、又防寒も兼ねて箱を紙で包みます。保管するときは、温度が5~ 7℃の所に置くようにします。

ダリアの鉢植(プランター栽培)

《品種の選び方》
 鉢植え、プランター栽培なら、畑の少ない方でもダリア作りが可能です。草丈があまり伸びない早生品種 (たとえば、大輪では、マルコムズホワイト、銀映)がよいです。
《作り方》
 菊鉢の大きなもの、もしくは深鉢の8~10号、プランターを準備し、市販の培養土(肥料入り)に緩効性肥料を少し加えよう土を準備します。以下、露地栽培と同じ管理でよいですが、次の3点について気を付けてください。

  1. 十分な陽当たりが必要です。
  2. 水管理は多すぎても困りますので、土の表面が乾いたら、灌水します。
  3. 暑い時には、ハダニ等がつきますので、葉の裏へ水を霧吹きでかけ、乾燥を防ぎます。

花を咲かせたダリヤ  ダリヤの色とりどりの花びら

川西ダリヤ園 TEL 0238-42-2112
〒999-0121 山形県東置賜郡川西町大字上小松5095-11
川西町ホームページへ戻る

Copyright (c) Town of Kawanishi All rights reserved

トップページ
ご利用案内
園内マップ
ダリアについて
ダリアの栽培方法
グッズ&フード
交通アクセス
よくあるご質問