東日本大震災という未曽有の災害の恐ろしさや復興への苦労話をお聞きし、災害時の避難行動の重要さや人と人が助け合うことの大切さを学ぶ機会とすることを目的として講演会を開催します。
岩手県大槌町において、車体に書かれたたくさんの応援メッセージ入りの軽ワゴンで避難所への物資の輸送等に奔走された、元岩手県大槌町職員の佐々木健氏をお招きし、講演をいただきます。
当日は、会場入口に「走る震災遺構」の軽ワゴン車を展示します。皆さまのご参加をお待ちしています。
日時:令和7年10月31日㈮
開場15時00分 開演15時15分~16時15分終了予定
会場:川西町フレンドリープラザ
(住所:川西町大字上小松1037-1)
講師:元岩手県大槌町職員 佐々木健氏
事前申込不要、一般参加も大歓迎です。聴講希望の方は当日受付へお申し出ください。
当日は川西中学校生徒も聴講します。
その他:11月1日㈯、川西町農村環境改善センターにて開催される「川西町民生活安全推進大会」においても、講師の佐々木健氏より講話をいただきます。
展示期間:令和7年10月20日㈪~11月6日㈭
展示場所:川西町役場庁舎前
「走る震災遺構」とは?
東日本大震災発災後、佐々木健氏と交流のあった東京都東久留米市の市民団体から大槌町に1台の中古のワゴン車が贈られました。
モスグリーンのサンバーの車体には、東久留米小学校の児童たちからの「私たちも応援しています!」「けんさん がんばれ!」などの応援メッセージが書き込まれており、サンバーは「健さん号(GO!)」と名付けられ、佐々木さんは、避難所の人々が生きるために必要な物資を荷台一杯に積み込んで被災地を駆け巡りました。
川西町と岩手県大槌町とは、本町出身の劇作家 故井上ひさし先生の作品「ひょっこりひょうたん島」の島のモデルが、大槌町沿岸の「蓬莱島」であることから、平成22年7月の井上先生のお別れの会の時に、井上ひさし先生との縁を持つ自治体同士ということで、当時の両町町長が今後連携して地域おこしをしていきましょうと約束したことから交流が始まりました。
講演会当日は、両町の交流の歴史をまとめたパネル(下記画像全8枚)を展示しますので、合わせてご覧ください。