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町立小学校の適正配置に関する地区懇談会の内容報告

更新情報
町立小学校の適正配置に関する地区懇談会の内容報告

 保護者など住民を対象とした町立小学校の適正配置に関する地区懇談会(令和7年11月4日~25日:7会場)の内容についてお知らせします。

説明内容

●町立小学校適正配置のシミュレーション
 ※小松小学校校舎(通常学級12教室、特別支援学級3教室)の活用を想定

1 段階的統合
 (令和10年度に5校を4校に、令和13年度に4校を2校に、令和16年度に2校を1校に)

  ◇令和10年度
   複式学級のある犬川小学校が小松小学校に          13学級

  ◇令和13年度
   複式学級が見込まれる中郡小学校と吉島小学校が小松小学校に 14学級

  ◇令和16年度
   大塚小学校が小松小学校に                 15学級

2 一括統合(令和10年度か令和12年度に5校を1校に)

  ◇令和10年度一括統合の場合
   すべての小学校が小松小学校に               21学級

  ◇令和12年度一括統合の場合
   すべての小学校が小松小学校に               18学級

●段階的統合と一括統合の比較

  段階的統合 一括統合
施設設備 〇学級数や児童数の減少に合わせて既存の施設を利用 〇学級数や食数が一時増加するためプレハブ校舎建設や調理施設改修が必要
財政

〇総合的に歳出経費の大きな削減
 ・人件費や維持管理費の削減
 ・校舎や調理施設の追加経費はなし
 ・スクールバスの追加と運転手確保の経費

〇総合的に歳出経費の削減
 ・人件費や維持管理費の大きな削減
 ・プレハブ校舎建設費、調理施設改修費等が発生
 ・スクールバスのさらなる追加と運転手確保の経費

開校準備期間 〇1・2校の統合は、これまでのノウハウを生かして各2年程度 〇多数校の統合は、ていねいな調整のため4~5年程度
その他 〇統合を段階的に待つ学校あり 〇全地区児童が同時に統合

 

 

 

 

 

 

 

 

主な質問や意見(抜粋)

・放課後児童クラブはどうなるのか。

・小松小学校を想定した場合、スクールバスはどうなるか。

・一括統合でいきなり多人数で子どもがたいへんになるより、段階的に統合したほうが子どもの負担が少ない。

・段階的統合が望ましい。一括統合でプレハブでの教育環境は子どもたちがかわいそうだ。

・一括統合でプレハブを使用した場合、将来的に児童が減少しプレハブがいらなくなり撤去費用もかかる。財政的にも一括統合の方が費用がかかるため、段階的統合の方がよい。

・段階的統合は、子ども、学校、保護者にとってよい。一括統合は誰も得しない。

・段階的に学校統合していくことについて、保護者の方が準備段階の委員会に2年ごとに参加することになり、過度な負担にならないか。

・統合する際は、保護者にとってはある程度の準備期間が必要である。

・子どもたちのためにも3月には答えを出してほしい。

・複式学級は保護者も心配している。解消に向けて進めてほしい。

・自分の子どもは4・6年の複式学級だった。体力の面などはじめ、かなり差があったように感じた。

・児童が減少し、学校運営も困難になっている。役員も同じで個人負担が増加している。

・児童が減少すると保護者の負担も大きいので、児童数だけでなく世帯数も考慮してほしい。

・統合すると地域が衰退するのではないかという話もあるが、この地区では統合しても地域の活動をしっかりとしている。地域の衰退と子どもの成長は切り離して検討してほしい。

・学校が統合され、児童の声が聞こえなくなり、寂しい感じがしたが、地区行事の際に小松小の児童が地区に来てくれたことがあり、逆に広がりがでてきた感じがあり、こちらも元気が出てくるのでありがたい。

・地区から子どもがいなくなるのと影響はあると思うが、仕方がない。

・自分の子どもは、統合して小松小学校に行って成長した。

・いじめが起きないか心配である。

・統合した場合、(子どもの)ケアをお願いします。


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