夏の高温や水不足で心配された農作物も実りの秋を迎え、町内各地で稲刈りや杭掛けの体験が行われました。
春に田植え体験をした田んぼが、秋を迎えて一面に輝く中、町内の各小学校では稲刈り体験が行われました。
10月5日(金)、犬川小学校では、JA青年部川西地区犬川支部のメンバーによる指導のもと、稲刈りと杭掛けの体験に全校児童53名が参加しました。
児童たちは「うまくできた」「難しかったが、この経験を来年に活かしたい」など感想を述べていました。なお、収穫した米は学校での収穫感謝祭でおにぎりにしたり、11月4日(日)に開催される犬川地区祭において販売・提供されるそうです。
9月26日(水)には、大塚小学校5年生を対象に稲刈り体験が行われました。秋晴れの中、児童たちは地元農家指導のもと手刈りに苦戦しながらも一生懸命取り組んでいました。
農業に興味を持つ一般の方を対象に手作業による農業を体験してもらおうと、農業体験イベントが9月29日(土)に行われました。やまがた里の暮らし推進機構が主催したこのイベントには、町内と山形市から2組の家族、計5名が参加しました。
参加者からは「農家さんと楽しく交流しながら体験ができた」「機械を使わない稲刈り体験に興味があったので参加できてよかった」と大好評でした。
このほかにも、町内各所で、町外の方を招いたコンバインによる稲刈りなどの農業体験が行われています。
犬川小稲刈り体験
犬川小5年生が体験した杭掛け
大塚小学校稲刈り体験
農業体験イベントに参加したみなさん