▲教育長に紙芝居を渡す小林さん ▲いただいた紙芝居
3月9日(金)、小林幸子さん(上小松)から、玉庭村(現在の玉庭地区)に生まれ、江戸相撲で大関を破った小汐山(おしおやま)を題材にした紙芝居を寄贈していただきました。「日本一の力持ち」と題材し、全17枚からなる紙芝居は、文と制作を小林さんが、絵は米沢市の鈴木理香さんが行いました。
小林さんは、小さいころから明治元年生まれの曽祖母から民話を聞いて育ちました。その民話になった地元の偉人を、方言を残しながら伝えていきたいと思い、今回紙芝居を製作しました。
小汐山は本名を吉村五右衛門といい、参勤交代で江戸に向かった際に江戸相撲に出会いました。そこに飛び入りで参加し、大関谷風を芝際(土俵際)まで押し出して勝利したとされ、藩主から褒美を与えられ、会所(現在でいえば日本相撲協会)から「小汐山」のしこ名と「代々江戸相撲世話係」の名称を与えられました。
▲小汐山の相撲の様子 ▲褒美をいただく小汐山
小林さんが製作した紙芝居は、フレンドリープラザや町内各小学校にて広く活用させていただきます。ご覧になりたい方は、町フレンドリープラザまでお問い合わせください。
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